2016年12月1日木曜日

◎音楽家への装置

◎音楽家への装置

先日友人の紹介で○○フィルハーモニー所属のG氏の自宅装置をセッティングすることとなりました、

このことは私の長年の課題でヒマラヤのツアンポー河源流に挑戦する様な 難題中の難題で,
音楽家の方に オーディオ装置を導入してもらう それも本心でという事は皆無と言っても過言
ではないでしょう

音楽家はより良い楽器が欲しいでしょうし 生の音楽会に出かけるでしょう オーディオ装置などチェックするために最小限の必要性で置いてあるにすぎません

G氏はビオラの首席を長年担当してきましたが数年前に○○フィルハーモニーの理事に就任して 演奏する立場から客観的に所属するオーケストラを聴く立場になったこと・・・・・・・・・・・・・・
此処に大きな脳内の転換が発生したこと、氏の音楽人生のスタート時に超光速で戻り 今一度音を楽しむという原点から 人生を2度楽しむ、大変うらやましい方です

お話しをさせていただき 伺っているうちに オペラものが大好きだという事、音色はドイツ的な嗜好が気にいられましたのでドイツで業務用に用いられていますシステムを家庭内でも使えるようにとオリジナルを尊重しつつ.リノベーションいたしました  80年以上経った12mm位の無垢板を採用しプレーンバッフルタイプといたしました

11月の雪としては五十数年ぶりという日に ご友人のH氏が来訪し 庭の雪景色と暖炉の部屋の中で聴くバッハが空間に溶け込んで大変感激したと連絡頂き私の心も安心いたしました



2016年9月6日火曜日

T.邸訪問 JBLのC-48システム(Renovチューン)

T.邸訪問 JBLのC-48システム(Renovチューン)




知人のご紹介で 武蔵野にある戸建てのT.邸に ビンテージスピーカーを
設置にお伺いしました。

Tさんはここ数年でオリジナルジャズレコードのウイルスに感染した患者です、
クラッシクピアニストの奥様がブレーキをかけるどころかご主人と一緒に楽しんで
いらっしゃるという、有る意味珍しいご一家です
ブルーノート始めズラリと並んだ名盤が大音量でも外に漏れない防音室を造られ
うらやましい環境でスタートされていました。

ガレージメーカーのセットで組まれていたシステムでしたが これから徐々にリノベーション
していかれる様子で ご夫婦ともに楽器演奏をされていますので当然大変良い耳をおもち
です、なまじな機器ではOKは出ないでしょう (ただ大変良かったのは、知人のHさん同様 
オーディオの悪性ウイルスにはまだ汚されていないご夫婦でしたので・・)

私の研究室の小部屋にて数時間試聴していただいた ビンテージJBLのC-48システム(Renovチューン)
は大変満足頂き その日にT.邸に持ち込みました

いやーその後が大変でした(汗)
・防音室と整音室との違い
この違いをあまり知られていません、防音室は私たちが一般的に楽しく鑑賞する部屋造りとは
異なり 外部にどれだけ音が漏れないかを 当然ながら第一優先にて造られます
処が雑誌などで取り上げる オーディオルーム訪問などででスピーカーの配置やら反射板、
インシュレーター、コードなど諸々で音が聴きやすくすることであって防音は考えません

上記の2点は相反する条件を両方満たすのは大変な苦労とコストがかかります
今回のお部屋は防音室側に振られていましたのでちょっと悩みました、
再生音の70%が室内の音で機器からの音は30%位と言われています、その差は
もっと有るかもしれません
70:30の両方から詰めて バランスをとりながらグレードを上げる作業でこれは数こなす経験からしかありません、

結論から言いますと 3時間位でなんとか65点位の合格ラインに達しました、これから
ますます良くなるわけですから、この後の楽しみは レコードを聴きながら過ごしてください 

2016年8月29日月曜日

RENOV.シェルリード線



レコード針の振動が拡大されて電気信号に変換されさらに又拡大されてやっとアンプのフォノイコライザーに到達します

電気信号も電気振動ですから機械振動の一種ですからかもしれませんが
なぜか昔からの経験上レコード針をハウジングしているカートリッジシェルの根元に
見える電線の僅か数cmのシェルリード線を変えると 音色が大きく
変化する様はベテランのマニアなら経験している方も多く、しかし一方変化することと
良くなることは別なので 真剣には取り組まないという結果です

話は少し変わりますが この処 シェル固定ストレートアームが増えてきました、この場合
シェルリード線はメーカー指定のアーム付属線と成ります ストレートアームを使う方は半分以上
マニアックな方がいらっしゃいますが、この場合シェルリード線は無視されています
大いなる矛盾が発生していました

其処でRENOV.シェルリード線を数種実験製作してみました
方法としてはオス=メスの延長コード式です
結果!当然ながら大いに変わります、今までなぜやらなかったか・・・
ストレートアームはシビアに反応しますのでより顕著に表現します

延長コード式では接点が2倍に増えるので 不利ではないのか、と疑問を持たれる
方もいますがそれを差し置いての絶大なる効果です、
なを 交換するコードは(ー)側の2本だけです

知人のHさん宅で変化の具合を Uチューブ にアップしましたので ご覧ください
試聴機種によってはちょっとわかりにくいかもしれませんが、Hさん宅にPCの外付け
スピーカーでは確認できました,
どうもパソコンのサウンドボードの性格で逆の結果が聴こえる機種が有るようです

使用コードは1930年代のクラングフィルム絹巻きリッツ線.3本縒り、
オス端子はタングステンを使用 .メス端子はオヤイデ普通品 ハンダは
英国ビンテージ品

【Uチューブのビデオ撮影で解りやすく見せるためにコードが外にはみ出していますが後でパイプのなかに
押し込むことが出来ました】
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https://www.youtube.com/watch?v=tsDot2Wdekw

2016年8月18日木曜日

オーディオ製品は単なる工業製品か 楽器か


オーディオ関連の旧い製品は中古品として、心の奥底でちょっと下に見ているのは
誰でも感じる処でしょう
過去20世紀に頂点を迎えた工業製品は20世紀後半から21世紀に入り 公害問題
などが起こったりコストの関係で製品化する材料が最高に近いものが使用できなく
なっていったのはそのかかわりのある関係者は充分解っていますが 新型化、新製品
という智恵で不充分な材料での製品造りで切り抜けて頑張ってきたのです。

でも もう十分でしょう・・・
素直に考え方を見直しましょう【中古=ダメな品】としての オーディオ製品の見かたを
あらためなければならない時が来ているのではないでしょうか、確かに寿命の短い
ケミカルコンデンサーやスピーカーのウレタンエッジなど交換すべきものは有ります、
がこれは楽器でも手入れが必要なことと一緒です
世界の一流演奏家が 今もって旧い楽器(中古)を使用しているのは厳然たる事実
です、一部金管楽器系は金属疲労の関係などで新しく造らねばならないが その過程
で旧くからの製作法をノウハウとして大切に取り入れているのは、楽器製作者なら
十分承知のことです。

ここにスピーカー修理を長年携わっている方の(Rさん)興味ある実例をお話します。
有る時(セレッション#700)という当時の英国製最高級ブックシェルフスピーカー
のツイーター(高域部のユニット)が断線し修理に持ち込まれてきたのです 分解して
見たところ確かにボイスコイル(ツイーター部に巻かれている細い銅線)が焼き切れ
ていたので さてと、交換すべき手持ちのこの細さの線がちょうど無くなっていたので
(Rさん)は手持ちの旧い欧州製ビンテージスピーカーがあったので そこから細い線
を外し修理完了してお客さんに戻した処 後日クレームが有ったとのことです、
何と!「良すぎるので 未故障のもう一台と揃えてくれ」との変わったクレームでした
 なんとか壊れていない方も線を交換して今度こそ修理完了したとのことでした。

後日談で(Rさん)は セレッション#700と言えば当時最高級の部品で構成されている
製品でも ビンテージの旧い(ボイスコイル)はさらに上を行く銅線をつくっていたのだ
なあ・・という結論でした。

なぜ今はこういう線を造れないのか?現在の方が技術は上なのではないか?
など疑問が湧くのが普通ですが 先程も書きましたがコストや公害対策で使える
技術が使えないのが現状です 単にOFCだPCOCCだとか純度を上げれば済む
問題ではもなく現代の技術の進化とは極少量のオーディオ製品のために有るので
もないのですから やむおえません。

確かに今まではオーディオ製品は正しい変換機であり 変な色付けは不必要
というのが正論として 評論家やメーカーが訴えてきました、スピーカーボックス
は木ではダメだとか スピーカーのコーン紙は新材料でとか色々とトライしてきました
が 其処に何の変化・進化が有ったでしょうか 長くかかわった方ほど感じるはずです

スピーカーは楽器です!レコードプレーヤーも楽器です!
このことを今では自信を持って云いたいと思います 
20世紀の大切な遺産である ビンテージ製品をオリジナルレコードと伴に
再確認すべきかと思います 
中古品として さげすむのではなく・・

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2016年7月9日土曜日

LPレコードのクリーニング


LPレコードのクリーニング

100人に聞きますと100の答えが返ってくるのが この簡単そうに見えてナカナカ・・・・
奥深い世界です

そこで今回は私が行っていますクリーニングの方法ですが レコードマニアの方から
見ると オーディオマニアの輩が今さら何をとお思いでしょうが軽く見てください

基本は 水です 精製水かバッテリー補充液(こちらの方が安い)を使います 
(これはベテランの友人から聞いたテクニックですが、ひどい汚れは無添加の洗剤を細かく泡立て 
その泡だけ利用して流水とともに洗う---ただしブルーノート盤には要注意)
普段は
① アルカリ電解水50+精製水50 を作り それをスプレー
② 柔らかいブラシかメーカー品のビロードブラシで軽く円周に添って洗う
③ 残った液をケルヒャーで吸い取る 【これは傑作品です約6~7千円で購入出来ます】
③ 水だけを盤面に濡らし別なブラシで 軽くこすりながら洗い 
  再度ケルヒャー(数回繰り返しても可)
④ レコード盤面をキムワイプ紙でキュッ.キュッと擦り溝の中の残った水分をふき取る
  (キムワイプも傑作品だと思います 一家に一個必備)
⑤ ケルヒャー付属の極細繊維の布(バーに付いている)で擦ると ピカピカに成る
⑥ 両面のメンテが済んだらスタンドに立てかけしばらく乾かし 新しい中袋に入れて終了
*ちなみに 小型ロクロがあると便利です
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後はレコードを両面プレイすることが大事です 良いカートリッジで良くかけているLpは
ノイズもなく だんだん良くなっていきます⇒このことは1970年代のオランダオルトフォン
技術部の検証です。

普段は 軽く静電気とホコリとを払いあまり神経質に成らず使いましょう そのための
レコードですから 
【最近売られているアナログリラックスの静電除去ブラシは便利です】
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なを 各社クリーニング液が販売されていますが 数十年の検証が出てませんので
??が付きます 、又超音波洗浄も 微細なレコードの溝を傷めますので もし使うなら
最小限だと思います 超音波洗浄は元々金属やガラスなど対象物が硬いものを洗う
ものですから
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2016年7月7日木曜日

RENOVhioki プレーヤーショートアーム バージョン完成

RENOVhioki プレーヤーショートアーム バージョン完成

20代の若い音楽マニアより要望されていました オーク無垢を使った.ドイツ製モーター仕様の糸ドライブ小型バージョンが完成いたしました

RENOVの認定が出来るかその再生音を期待して 新しいオーナー
とその友人を含め試聴機会を設け 小型RENOVスピ-カーやら大型の
Vitavoxなどでジャズ~クラッシクまで再生いたしました
 どれもストレス無くレコード盤の倍音も綺麗で安定したナチュラルな再生音に心を委ねることができました

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2016年7月4日月曜日

レコードの見直し--なぜ音でなく音楽が聴こえるのか

レコードの見直し--なぜ音でなく音楽が聴こえるのか

今回の発見(ひょっとしたら大発見!)はオーディオマニアとしての
私が長年モヤモヤとしていた処が ”ストンと腑に落ちた出来事でした。
ちょっと長いですが 我慢してください
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こんな記事がアナログ誌だと思いましたが最近出ていました
「それはレコード会社でカッテイングされていた長老の方のお話でした、」
--終戦後最初のころは英国Decca社からはマスター板で送られてきていたので、どうしても
多くの枚数が造れず マスターテープをぜひ送ってくれと何回も要望していたとのこと、
順当に販売が伸びていったので やっと英国から38rpmマスターテープが送られてきました
、社員皆喜んで(これでさぞかし最高の音源で聴けるぞ--)とスチューダーC37にセットし
再生した処 拍子抜けしたのを覚えています、(もちろんイコライズもしたりも各々しましたが)
このテープを元にカッテイングしたレコード盤で再生した方がよほど 音楽性に富んで気持ち
良い出来事で不思議な気持ちでした・・・・
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此処に重要な ヒントが示されています
・ 多くのレコードマニアの方は(ベテランに成るほど)皆CDよりもレコード盤のほうが良い
 と理屈抜きでいいます
・ それではどうしてか?と尋ねますと 明解な回答はえられませんし、オーディオマニア的な振る
 舞い を大いに嫌います
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○ 普段チェロやピアノを心底趣味として楽しんでいる友人が電話で とんでもない
サジェッションを与えてくれました
・ すべての楽器は 基音+倍音 の再現で成り立っている
・ これは声楽でも同じで ボデーを震わせ、基音+倍音 で成り立っている
・ 上等な楽器は上等な音楽家のふるまい(コントロール)で基音+倍音.の表現がより発揮される
・ 注意点は歪やノイズなどの倍音も同時に出ることだ
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・ 先日ライブで聴いたクリスタルボウル楽器はボウルの淵を軽くこすり倍音成分を
 表出させる(強くこすったり早く擦っても倍音は出ない)
・ LPレコードはこれに類似していないか?
(レコードには理論上 カッテイングは上限10000Hz~18000Hz だが 良質な再生装置でプレイすると
 例えば1万Hzだと上は2万・4万・・下は 500Hz・250Hz・・・と再現しているはずである)
・ この無限の再現は テープでは無理だしCDやハイレゾなどデジタル機器でも当然不可能な出来事
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これって皆さん 共感出来ないでしょか、シンプルですが凄いことですよ。

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2016年6月30日木曜日

スピーカーの見直し--Renovに認定

スピーカーの見直し--Renovに認定

この処キューブボックススピーカーの実験を繰り返していましたが

友人が先日ライブ (倍音浴--牧野持侑)を経験し脳内細胞の驚きの体験をされた後
私の部屋を訪れ、どのように再現されるかそのCDを持参されました

(倍音浴--牧野持侑)とは水晶のボウルや高純度クリスタルボウルなど他大小
ローーズクヲーツやアメジストのボールで倍音の演奏を行うという 特にシンギング・リン
は1個のボウルが2つ以上の音を出すことのできる画期的なボウルを扱う
という事で 想像しただけでもオーディオ装置での再現は極めて難しいと思いました

① ユニットを 独のアルニコ6半に入れ替え
② 密閉型での試聴
③ 内部に私の特殊な調整
④ インシュレーターをチェロ楽器のための開発品
にしまして 再生しました処 部屋中(音響対策ほとんど無し)に スピーカー
を離れた音がストレス無く飛び回ってくれました、友人の話では、それは数日前のライブ感を
彷彿する再現とのことで、今回の小型スピーカーをRENOVに認定いたしました

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2016年6月17日金曜日

新案 軸振動軽減スタビライザー

新案 軸振動軽減スタビライザー

LPプレーヤー用で開発してみました(かれこれ10年前弱)
制振が当時騒がれていました(なんか変ですね)
大同特殊鋼社の制振金属ものが手に入りましたので さわって 眺めているうちに
うっかり試作です(この行動が危険なんです)

基本の構想としては 
・レコードを押さえるものではない
・ターンテーブルの軸振動を軽減する

上記2点で軽い気持ちでスタートしましたが 頂上の見えない魔の山だったのは
後ほど知ることになるのです・・・

先日 Drサクライルームにての検証では皆びっくり 結構いいものが出来ていたのですね  

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2016年6月16日木曜日

キューブBOX ②DIATONE P-610A BTS

キューブBOX ②DIATONE P-610A BTS

ジョーダンワッツ社のフラゴンという壺システムは有名ですが 正方形箱のキューブはあまり知
られていません
正方形はオーディオ的に見ますとあまり良いサイズではありませんが一方 面白さという
ことで魅かれる処はあります そこで方や英国製はイタリアンタイルを貼った形態でしたが
こちらは クラッシクギターの修復職人さんに頼みまして 楽器の塗装を施した仕様にチャレンジ
してみました ビンテージギター同様 12回ほど重ね塗りで 1ヶ月ほどかかりました
、それから何と4年強寝かせてからの試聴です。
ユニットは比較出来るという事で P-610Aを使ってみますが他のユニットも聴いてみましょう、
さてさていかがな音色をうたってくれますか・・・

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2016年6月13日月曜日

DIATONE P-610A BTS

DIATONE P-610A BTS



RenovHioki LPプレーヤーの試聴用にと 久しぶりにスピーカーを創ってみました、
すなおなフルレンジということと私の体力を考えて重くないコンセプト・
手元にあるDIATONE P-610A BTS16Ω 貴重な未使用品があるので本当に数十年ぶりに再会です、
ただ作るのもなんだしという事で これ又手元に独製ホームオーディオ用の16cmx2エンクロージャ
があったのでnewドロンコーン方式でトライしてみました、
ドロンコーン式と言うと皆さんのなかにはあまりいい印象を持っていないかたもいるはずだし名前
も良くない(ドロー~~ン)し重たいユニットで無理した低音を出そうとした過去の失敗例も頭を
よぎります
別な見方をしますとドローンコーンに同じユニットか準ずるユニットを使用すると低域に関しては
平面無限大バッフルに相当する抵抗の低い動きが出来るはず・・
と言っても BTSのP610Aを2個も使う贅沢さはございません さてさてとストックユニットを探しますと
そのなかで理想的な 超軽量コーン紙の16cm未使用品発見!
組み上げて今の処ゴキゲンなサウンドで自己満足状態です

2016年6月7日火曜日

JBL パラゴンのあるホテル
湯河原の真鶴半島の付け根に素敵なホテルがひっそりとあります、
プールの向こうは熱海方面が俯瞰出来 品のいいロビーのソファーで頂くコーヒーとケーキに
ゆっくりとした時間が過ぎていきます
奥のバーラウンジには良い時代のパラゴンが目立たずに設置されていました、アンプは純正の
408Sが使用されているようです

2016年5月29日日曜日

RENOVhioki プレーヤー、ブラック仕様

RENOVhioki プレーヤー、ブラック仕様の試作です
30代の方からの予約が入りましたので試作中です
ご希望でブラックですが と言ってもガンメタに近い色で中々カッコ良く
行きそうです。

2016年5月23日月曜日

アナログターンテーブル最終形のプロト

アナログターンテーブル最終形のプロト
 昨年に知り合いましたHさん、家族で音楽を愛好し又ご主人がチェロ演奏を楽しまれ
 環境をなるべく自然体にとの生き方が私とウマが合いお付き合いが深まりました。

(歴史が変わった)
中学生の息子さんがLPプレーヤーがご希望とのことで 私も軽い気持ちでp社のDD型を
提供したことから今回のRENOVhiokiプレーヤーの劇的な転換期を迎えることとなったのです。

(導入)
オーディオにはまだ汚されていないご家族でしたので DDプレーヤーとその他の方式の
LPプレーヤーの音楽的再現を先入観なしに聴いてもらいたくスタートしましたが、私が長年
テープ駆動ドライブで愛用していた独P社のモーターでp社DDを糸ドライブしてみました

(最終解答)
何とこれがすべての途中経過を飛ばし 一挙に結論に近い再現をして見せてくれました、
ご家族はもちろんのこと息子さんのビートルズLP(東芝盤)でも演奏者の意図が再現出来
息子さんが仰天し且つ大変喜んでいました、もちろん元のDD駆動の再生音も聴いてもらいましたが言わずもがな、で、なんで回転数が同じなのにこの変化は何でしょうと不思議な出来事に
大変興味を持たれていました、簡単に奥が深いデスネーでは済まない出来事でした

(RCA70型やノイマンなど)
なぜ超ベテランの方がカッティングマシーンを愛用されているのかを長年研究(と言うほどでは
ないが)見てきましたが 今回の方式が内容として同じ方向だという事が解明出来ました
そこでRENOVhiokiアナログプレーヤーの完成を目指す方向に一層加速が増し音質はかなり
というより 現在新製品として出ています超高級アナロブプレーヤーと比較したく近くReed社
の胸を借りたいと思っています

2016年5月20日金曜日

チェロ演奏家のための エンドピン台

チェロ演奏家のための エンドピン台
 昨年の秋のことですがチェロ演奏家のための エンドピン台の良い製品が無いとのことで
制作してみました
 何回かの試作の結果 畳の上での演奏ができるようになり チェロの
持っている空間表現が豊かに鳴り響くことができました
 神奈フィルの首席奏者の山本裕康氏が鎌倉建長寺における石田泰尚(ヴァイオリン)氏
とのデュオリサイタルにて全演奏に使用していただきました、当日は非常に湿気が多くヴァイオリン
の石田氏が調整に苦労していましたが山本裕康氏のチェロは境内に音力が満ち々々ていました



2016年5月17日火曜日

SME3012をリノベーション

SME3012をリノベーション
前々から気になっていた SME3012を RenovHioki新考案のアームベース
に移動してみました トメネジにも新しくも旧い方式の工夫がされてます、
超辛口友人の批評を浴びようかともう1組造り 送っています 
さてさて.如何な結果が出るでしょうか お楽しみ

2016年5月15日日曜日

プレーヤーのモーター検証中

プレーヤーのモーター検証中です
プレーヤーは面白い、各社モーターの音色を比較検証してます、あまりやっていますと自分だけでは判断が、不明になってきますので信頼できる友人にも聴いてもらってます、最初の判断がほぼほぼ合っていますが 人間の弱さで不安になってくるものです。

2016年5月7日土曜日

RenovHioki #001

RenovHioki 001 

マランツ7 marantz7 (シリアル12947)
Nakamichi 620(シリアル4101497)
シルクドライブプレーヤー 
エレクトロボイス Electro-Voice Baronet 

クライアント 東京都稲城市 Hさん






<Hioki>
nakamichiのプリアンプの修理からHさんとのおつきあいがはじまった。システムが置かれている部屋は12畳、天井は吹き抜けで、塗り壁にけやきの床板。モーツアルトをケッヘル番号順に、毎日聴かれる。その後、スピーカー(エレクトロボイス バロネット)、プリアンプ(マランツ7)、プレーヤーの順に追加。

<Hさん>
日置さんとのおつきあいから半年がたちましたが、いらっしゃるたびに音が変わり、楽しい毎日です。特に、リノベーションしたプレーヤーでモーツアルトのオペラをレコードで聴いたときには唖然としました。魔笛の夜の女王の歌声が、スペシウム光線のように鳴り響きます。ありがとうございます。